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欧州共通庇護制度改革

The reform of the Common European Asylum System (CEAS)

会議概要

議場 

EU理事会(内務・司法理事会)

募集人数 

20人(10か国

会議フロント

会議監督 新子泰平(関西学院大学3年・神戸研究会)

議長 田中美音(大阪大学3年・神戸研究会)

秘書官 藤川正志(京都大学大学院2年)

    武部文香(東京学芸大学4年・国立研究会)

報道官 吉松紗恵子(神戸大学大学院2年)

使用言語(公式/非公式/文書)

指定なし/指定なし/日本語

※但し、参加者か理解できる表現に限る

国割(予定)

Austria

Czech Republic

Finland

France

Germany

Greece

Hungary

Italy

Poland

Sweden

​※全てぺアデリ

ペアを組んだうえで応募すること

議題詳細

議題概説

本会議は欧州共通庇護体制(Common European Asylum System, CEAS)の形成過程を、EU理事会の議論過程をシミュレーションすることを通して、考察していくものである。特にCEASの中核と言えるダブリン体制に焦点に当てるものである。

ダブリン体制とは、いずれかのEU加盟国に申し立てられた難民申請およびその他の保護審査の審査責任国を決定する仕組みである。これはこれまでに2度の改訂が行われてきた。しかし、2015年の欧州難民危機の結果、ダブリンシステムは崩壊し、新たなシステムを策定する必要が生まれた。欧州委員会の提案を元にダブリン規則Ⅳの策定を目指す。

議題設定理由

議場についての設定理由をとりあえず記す。

日本では、欧州連合(EU)が分裂の(ように見える)危機に直面すると、皮肉にも急に注目度が高まりを見せる傾向がある。EU各国の政権弱体化や景気後退などが喧伝され、EUの崩壊が議論されている。このことが間違っていると言うつもりは毛頭無いでが、ヨーロッパの安定化要因として、EUというインフラが50年以上かけて強固に構築されてきたということを看過することは出来ない。また、日本のマスメディアや学生同士の議論で、移民難民問題やFTA戦略を取り上げる際、EUでの政策を比較対象として提示され、「EUに日本は遅れをとっている」と言った主張は数多く見られる。この主張は誤りとは言えないが、そもそもEUをベースにして議論が出来るほど我々はEUについて知っているのかということが、指摘できる。

模擬国連を行ってきている参加者層は一般的な大学生に比べて、国際政治や国際法、国際経済政策といった分野、特に国連に関しては強いと思う。しかし、それ故かEUも既知の国連と類推して考える傾向があるように感じられる。実際には、EU研究は、国際政治のリベラリズムの研究とは独立した動きを見せ、また法分野でも独自の深化を遂げている。EUに関して日本模擬国連では未だ十分な研究が為されていないのではないかということに問題意識を置いている。

模擬国連で、国連ではない、EUや他の地域機構を再現することは近年様々に行われている。この潮流に追随し、EUについて調べ研究する機会を提供することによって、EU理解を深めると共に、模擬国連における可能性を開拓することを本会議の目的としている。

会議詳細

会議の特徴

グローバル化やボーダーレスの時代と言われる現代において、今まさに人類が直面している喫緊の課題の一つに難民問題が挙げられるだろう。国家のみならず、国際連合やNGOなども対策を練ってはいるものの、効果的な決定打を打つことは出来ていない。そのような中、2015年の欧州難民危機によって、難民問題へのEUは対応を迫られている。主権に大きく関わるこの問題に対し、世論の主張や国内政治の安定化を図ると共に、EUの基本方針や規範を対外的に発信する力も保ちつつ、といった微妙なバランスをとっていくのか。

会議のポイント

模擬国連とは?難民問題ってどうなっているの?EUってどういう組織なの?会議監督自身もまだまだ知らないことがたくさんあります。会議準備、会議を通して、会議参加者と一緒に問いを見つけて考えていけたらと思います。

こんな人におススメ!!

模擬国連経験者とはいえ、EUについて、あるいは移民難民ガバナンスについて詳しい方はあまりいないでしょう。本会議で予想される議論では、移民難民についての知識、国際法や国際レジーム、国際機構間関係、地域機構、担当国の国際関係、国内などについて複雑に入り組んだ関係性を整理して議論に応用させる必要があります。新しいことを学ぶには、相応の時間と根気が要ります。そのことを考慮すると、新メンに向いた会議とは言えません。また、会議準備に時間があまりない方や中途半端な知識で以て議論を行おうとする方も参加者・会議フロント双方にとってマイナスになりますので、あまり参加をお薦めできません。しかし、やる気と時間があれば、フロントは全力でサポートいたします。模擬国連歴を問わず、全力を尽くし、一緒に本問題について考えてくださる参加者をお待ちしています。

会議監督紹介

会議監督自己紹介

新子 泰平

こんにちは、神戸研究会老メンの新子泰平です。本会議の会議監督を務めます。

大学では、国際法と国際政治の2つのゼミに所属し、国際法規範の生成過程や国際行政について学んでいます。EUについては、会議監督をすると決まるまではほとんど何も知識も関心も無かったので、事の巡り合わせは不思議なものです。

大学で友達を作るために最近は大学生の会話についていく努力(最近の音楽を聴いたり、YouTubeをあさったり…)をしていましたが、その行為に虚無感を抑えきれず、結局大学にいる時間の大半を独り図書館で過ごしています…。

会議監督になろうと思った理由

昨年、所属する研究会で後期会議をつくっていました。その経験を活かしてもう一つ会議をつくってみようと、思ってしまったことです。

また、最近の模擬国連を見て、思う事があるからですね。会議を通して、様々思うところを表現して、大会と共に模擬国連と決別できたらと思います。

他会議フロント紹介

田中美音(議長)

こんにちは。神戸研究会老メンの田中美音です。今会議で議長を務めさせていただきます。まさか3回目の関西大会で議長を務めることになるとは思ってもみませんでしたが、円滑な議事進行ができるよう努めますのでよろしくお願いします。

8月に皆さんと議場でお会いできるのを楽しみにしています!

藤川正志(秘書官)

会議の守護霊だと思ってください(笑)

 

武部文香(秘書官)

今会議でフロントを務めることになりました、国立研究会35期武部文香と申します。フロント唯一の関東、かつ神メンですが会議当日だけで無く、準備期間も参加してくださる皆さまのお手伝いが出来るよう精一杯努力致しますのでよろしくお願いします。参加者の皆さまに関西大会でお会いできるのを楽しみにしております。

 

吉松紗恵子(報道官)

皆様こんにちは。今会議で報道官を務めさせていただきます、吉松紗恵子と申します。

模擬を辞める辞める詐欺をし続けて早四年。

毛穴でスムージーを飲む飲む詐欺をし続けて早ニ年。

今年の関西大会が正真正銘の引退試合です。

さて、私は学部生の頃から様々な形で模擬国連に携わってきましたが、院生になってから見える景色が変わった気がします。

模擬国連においてレジーム形成・レジームの変化・多国間交渉が当たり前のように行われていますが理論一つを取ってみても、予想以上に複雑なものであることがわかるかと思います。今一度、その複雑さを弊会議で経験してみませんか?

どういった理由で模擬国連に関わるかは人それぞれなので、既成のものに囚われず自分なりのコンセプトを考えてみてください。ぐっどらっく!

キャッチコピー

「  」

キャッチコピーみたいなものはありませんが、意識してほしいことはいくつかあります(ひょっとすると、当日までに良いキャッチコピーが見つかるかもしれませんが)。

まず、「知ろうとすること、考えることから逃げない」ということです。EU機構を理解している人は少ないと思います。一から勉強するのであれば、途中で諦めたりせず、最後まで考え抜いてほしいです。

次に、「自国の意思決定として妥当かを考察できる」ようにしてください。EU諸国は民主主義的で、かつある程度政策決定過程もオープンです。無闇に単純化して結論を出すのではなく、世論や規範、制度、国内政策なども加味して、妥当な会議行動を行ってほしいです。

その他、会議を行うに当たって、必要なことは様々あり、また模擬国連に対する考え方は人それぞれであると思いますので、問いの立て方、課題の見つけ方、向き合い方は各人に委ねようとも思います。